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クラス便り 2016年 3月号 から

たんぽぽ〈1歳児〉201603たんぽぽ

3月になりました。お散歩へ行くとつぼみや小さな花も見られ少しずつ春の訪れを感じます。

たんぽぽ組で過ごす生活も残すところ1ヶ月となりました。 4月の入園・進級当時は泣いて過ごすこともありましたが、今では毎朝、 「せんせい、おはよう!」と言って入って抱き着いて来てくれて、 登園を楽しみにしている姿がとても嬉しいです。この一年間で出来ることがたくさん増えました。 ズボンやオムツの着脱、石鹸での手洗いなど声を掛けなくても自分で気付い てやろうとしています。 今は、かるたやパズルが好きの子が多く、座ってじっくり取り組んでいます。

進級に向けての交流保育にも慣れて、他クラスのお友だちや担任とも楽しく 過ごせるようになりました。 3月後半は移行期に入り、クラスや環境も変わり不安も出てくるかと思います。現担任もいますので、安心して進級を迎えられるようにしていきたいです。 至らない点もあったかと思いますが、一年間色々なことにご協力頂き、本当にありがとうございました。


ちゅうりっぷ〈2歳児〉

 1年は早いですね。この1年で様々な経験をした子どもたちです。
お散歩も今まで行ったことの無いえんぴつ公園(栗平)、夫婦坂公園など遠出の散歩にも繰り出すようになっています。子どもたちにとってはかなり長い距離ですが、頑張って歩けるようになっています。帰るとさすがにお腹もすくようで、いつも以上に食べていました。また、歩くだけで時間がかかりあまり遊べなかったのですが、子どもたちから「また行きたい!」という声がたくさん聞こえています。また行こうね!と話しています。
劇遊びも大人が入りながらですが、楽しめるようになってきました。先日の懇談会でもビデオを流しましたが、「おおきなかぶ」をやったり、最近では「てぶくろ」の劇遊びも楽しんでいます。役も自分でこれがやりたいと言うのを選んで役になりきって楽しんでいます。201603tyuurippu
あと一カ月で幼児組に進級ですね。交流はもちろんのこと、日々の生活の中で自分が出来ることを見直したりして、出来ない出来ないと言っていたことも少しずつ出来るようになっています。家庭でも自分で出来ることを確認しながら、幼児組に進級してから子どもが困らないように、見通しを持って接して上げて下さい。一年間ありがとうございました。

つき〈3,4,5歳児〉 

201603つきくみ1春の息吹が冷たい風のなかにも感じられるこのごろです。子どもたちも、大好きな戸外あそびへと向かう際には、防寒着を脱ぎ元気よくとびだしていっています。
先日、幼児クラスでこま大会が行われました。今年で3回目となる今大会では少しルールが変わり、団体戦のみで、3人の代表メンバーの中に各クラス1名の女子が入ることになりました。とくに年明けから毎日夢中でこままわしであそんできた男の子たちは、みんな内に秘めた自信で、2枠の座をねらって意欲満々でした。年中・年長児だけでなく年少の男の子も、年上の子たちのカッコよく楽しそうにまわす姿に「ボクも…」と、まずひもの巻き方から毎日コツコツと練習を続け、大会近くにはまわせるようになって大喜び!201603つきくみ2そんな年少児の頑張りを見ていた年長男児が、「せんせい、みて~。○○くんまわせたよ~。すご~い!」と言って一緒に喜び、その子の努力を認めてあげる場面もみられました。大会2日前に、クラス内での大会から3人が決まりました。そこでは、かなり自信があった年長児が力を出しきれずに悔しい思いをあじわったりのドラマもありました。その悔しさを切りかえて、当日は代表の友だちにあつい声援をおくっていた姿に大きな成長も感じました。また、直前にスズランテープで両手にボンボンを作って会場へ向かう年長女児、そしてみんなで声をそろえての応援に、クラスのまとまりを感じ嬉しくなりました。優勝はできませんでしたが、出場した子も応援の子たちもみんなとても頑張りました。 201603つきくみ3
いよいよ年長児は卒園を迎えます。期待いっぱいのなかにもちょっぴり不安もあるようです。年中児は年長児から当番活動の引き継ぎを受けて、年長になる喜びと自覚がわいてきているようです。年少児も、2歳児との交流を重ねることで一つ大きくなるんだという実感がでてきたようです。
今年度も残りあと1か月ですが、年長さんとたくさんの思い出を残せたらと思います。また、子どもたちと一緒にすごせた1年は、わたしたちにとっても、とても大切な経験と思い出になります。
1年間、ほんとうにありがとうございました。